2012年5月15日 (火)

お地蔵さま

お地蔵さまというと赤い帽子をかぶって赤いよだれかけをしている。日本全国どこへ行ってもよく見かける風景である。日本昔話などではお地蔵さまは子供の見方、村はずれの辻にあって、困った子供が思いあまって願い事を叶えると、その晩にお地蔵さまが子供の枕元に現れて、解決策を授け、夢の中でお地蔵さまに言われたように実行すると、朝起きた時には願い事が叶っている的な話に出てくる。神仏より身近な存在である。それは日本昔話のせいであろうか。仏教には地蔵菩薩がいるとのことで、日本においては、浄土信仰が普及した平安時代以降、極楽浄土に往生が叶わない衆生は、地獄における責め苦からの願い事を地蔵菩薩に求めるようになったとか。「土地が豊穣で作物に恵まれる。家内が安全である。亡くなったら極楽浄土に生まれかわる。現世ではできるだけ長生きできる。願いごとがよくかなう。水火の災難がない。過ちやさわりを除く。悪い夢を見ることがない。旅行しても無事である。仏にめぐり会うことができる。」などの願い事である。お地蔵さまというと巣鴨の「とげぬき地蔵」が有名であるが、お参りしてもお寺の中にしまわれていて見ることができないが、巣鴨の商店街でご利益を得ることができる。赤いパンツとかの赤いシャツとか赤一色のアンダーウェアーが売られていている。還暦に”赤色”が用いられる理由は、生命の象徴としての太陽の色、魔除け、厄除けの色と信じられているからとのこと。また還暦とは新しい暦に還るので赤ちゃんに戻ることから、赤い頭巾、赤い甚平、赤い座布団などにあやかり、ますます元気にという願いを込めているとのことである。お地蔵さまの赤いウェアはこのようなことを意味しているのかなと想像するのである。

写真:お地蔵さま
短歌:赤い服お地蔵さまは村はずれ来世に救いを求めて祈る
撮影場所:新潟県柏崎市 撮影日:2012.05.13
Blg40102


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